それは、中学入学から2か月後にやってきました。
それまでも朝がなかなか起きれず、私は5時に起きて、子どもを起こし続け、1時間ほどかけてやっと起きるというのを毎日繰り返していました。
着替えて、後は靴を履いて家を出るだけという時になっていつも動かなくなります。それでも騙し騙し行かせていたのですが、ある日突然、玄関前で泣き始めました。
びっくりしてその日は休ませましたが、次の日も、その次の日も、玄関前で泣き始めます。
「もう、学校行きたくない」
私は、何が起こったのかわからず、ボーゼンとしてしまいました。
「え?これって、不登校ってやつ?」
あれから2年。
いわゆる、「相談室登校」や「別室登校」という通い方でなんとか出席日数だけは確保しています。
勉強が後で取り戻せても、出席日数は取り戻せず、高校受験できないことになっては大変なので、とりあえず学校にだけは行きなさいと言い聞かせながら…。
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